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巻き爪 陥入爪の治療

巻き爪とは、足の爪の両端の先端部が、強く内側に湾曲した状態を言います。 

陥入爪(かんにゅうそう)とは、巻き爪や深爪のため、爪が周囲の皮膚や組織に食い込んでしまい、疼痛、炎症、二次感染を引き起こした状態です。突き刺さった爪を切れば、一時的には痛みが無くなりますが、また生えてきますので同じことの繰り返しとなります。

痛みがある場合は治療をします。

①テーピング法 (保険診療) 

軽症の場合に行います。食い込んだ皮膚を布テープで外側に牽引します。2-3日毎にテープを交換します。2-4週間で終了します。

②コットン法 (保険診療) 

軽~中症の場合に行います。食い込んだ爪と皮膚との間にガーゼを詰め込みます。2-3日毎にガーゼ交換します。2-4週間で終了します。

③ガター法 (保険診療) 

上記①②では改善の見込みがない中~重症の場合に行います。局所麻酔をし、食い込んだ爪と皮膚との間にチューブを挿入し固定します。手術後1-2日で速やかに痛みはなくなります。チューブは糸か医療用テープ、アロンアルファで固定していますのでシャワー浴可です。

④フェノ-ル法 (保険診療)

局所麻酔をし、食い込んだ爪や巻爪の端の部分を細く切除します。切除後、切除した部分の爪が生えてこないように、フェノール液で腐食します。術後1-2週間は定期的な通院が必要です。

⑤3TO巻き爪ワイヤ-矯正法 (自費)

感染を起こしていない巻爪の治療法です。感染がある場合は、上記方法で感染が治まってから施行します。爪の両側端にワイヤーをひっかけ、引き上げることで爪をまっすぐに矯正します。局所麻酔は必要ありません。2-3ヶ月毎にワイヤーを付け替え、約1年で矯正されます。自費診療となります。合併症-出血、再発、爪損傷など。

費用:初回9000円 2回目以降付け替え4500円

 

巻き爪、陥入爪はすぐに治るものではないため、根気よく治療する事が大切です。まずは爪を診せて頂き、患者さんにとって最適な治療法を進めてまいります。火/木/土曜に受診をお願い致します。

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